Pyro 0.3.0 リリースノート(for PyTorch 1.0.0) リリースノート (翻訳)

【Pyro 0.3.0 (for PyTorch 1.0) リリースノート】
◆ 確率的プログラミング言語 Pyro 最新版リリース
◆ クラスキャット、Pyro の無償サポートも開始
Pyro は Uber がオープンソース化した確率的プログラミング言語 (PPL) です。PyTorch をバックエンドとして動作する PyTorch エコシステムの一つで、深層確率モデル構築の分野では最先端ツールの一つです。

PyTorch 1.0 ステーブル版のリリースを受けて PyTorch 1.0 に対応した Pyro 0.3.0 ステーブル版がリリースされましたので、リリースノートを翻訳しておきました。0.2.1 以来およそ半年ぶりのアップデートです。

Pyro 0.3.0 では ELBO 実装の改良や確率分布の拡充が中心ですが、新機能として PyTorch 1.0 JIT サポートの他にも並列サンプリング、Autoguide そして GPyTorch との統合等が追加されています。またドキュメントが追加・改良されてサンプルも追加されています。
クラスキャットでは PyTorch 1.0 に続いて Pyro の無償サポートを開始致します。具体的には各種ドキュメントの日本語翻訳、FAQ の提供、有用なコードスニペットの提供等を実施していきます。