QISKit : チュートリアル (9) 量子情報 : 2-量子ビット QRAC
【QISKit: チュートリアル (9) 量子情報: 2-量子ビット QRAC】
IBM Q Experience の QISKit (Python SDK) のチュートリアルの翻訳・動作検証を行なっています。量子情報編の 2-量子ビットの場合の量子ランダムアクセス・コーディングの章です。
(7,2)-QRAC は成功確率 0.54 (混合状態) 及び 0.68 (純粋状態)で実現されます。混合状態を利用する場合について実際に QISKit で実験してみます。(3, 1)-QRAC シングルビットの量子ランダムアクセス・コーディングの手法を流用していますが、7-th ビットの扱いには工夫が必要となります。
なお、純粋状態で (12, 2)-QRAC の構築が可能であることは判明しています。