クラスキャット、プライベートクラウドと連携可能な Hadoop クラスタ自動構築・管理・監視ソリューション2製品を提供開始
クラスキャットは、Apache Hadoop クラスタの自動構築・管理・監視が可能なソリューション製品「ClassCat® Cluster Manager for Hadoop」を2013年5月から提供開始することを発表致しました。
本製品には基本機能を提供する「Standard Edition」とプライベートクラウドと連携可能な「Enterprise Edition」の2つの製品ラインアップがあります。
「ClassCat® Cluster Manager Enterprise Edition for Hadoop」はクラスキャットの独自実装による、Apache Hadoop クラスタの自動構築・運用管理・監視を可能とするソリューションです。管理サーバ上でマスタ/スレーブノードの登録を行うだけで、ワンタッチで Hadoop クラスタが自動構築され、各種設定も最適化されますので直ちに実運用を開始することができます。
面倒なインストールや設定は一切不要です。実装はエージェント方式を採用していますので柔軟な制御がリアルタイムで実行可能となっており、Web ベースの管理ツールからリソース監視や必要な操作の一元管理が可能となっています。
「ClassCat® Cluster Manager Enterprise Edition for Hadoop」はプライベートクラウドとのシームレスな連携も可能になっています。
プライベートクラウド基盤としては OpenStack 及び OpenNebula に対応しています。クラスタ管理サーバはクラウド基盤上に配置され、クラスタの要求仕様に合わせて仮想マシンを起動し、Hadoop クラスタを効率的に自動構築することができます。マルチクラスタの構築も可能でスケーラビリティも確保しています。
自動構築される Hadoop クラスタは Apache Hadoop ステーブル版 v1.0.4 をベースに調整されています。Hadoop コア(HDFS/MapReduce)だけではなく、Hadoop エコシステムのツールやモジュールも自動配備され簡単に利用することができます。現時点で配備可能なエコシステムは、大規模なデータの操作を可能にする Hive/Pig と分散コーディネーションサービス ZooKeeper そして NoSQL カラム指向データベース HBase です。
その他のエコシステムについても重要度の高いものから順次対応していきます。
【メディア掲載】
クラウド Watch (Impress) japan.internet.com キーマンズネット マイナビニュース