クラスキャット、OpenStack Havana 及び OpenNebula 4.4 拡張の プライベートクラウド 新製品2種を2013年12月から提供開始

セキュアな Linux サーバ、クラウド/仮想化ソリューションの企画・開発・販売を行う株式会社クラスキャット(本社:東京都港区赤坂、代表取締役社長:佐々木規行)は、企業の情報システム部門や中堅/中小企業(SMB)が容易にクラウドシステムを導入・活用する事を可能とする、オール・イン・ワンなプライベートクラウド・ソリューション『ClassCat® Cloud』シリーズの新製品2種「ClassCat® Cloud Datacenter Edition v1.0」及び「ClassCat® Cloud Enterprise Edition v4.4」を2013年12月から提供開始することを発表致しました。
本日発表した新製品2種は、ホスト1台から構成可能なプライベートクラウド・ソリューションです。ベースとなる仮想化技術は、Linux が標準装備しているKVM(*1)(Kernel-based Virtual Machine)ハイパーバイザを利用しています。オープンソースの仮想化技術である KVM は、低コストでベンダーフリーという大きな利点があります。
動作環境はデファクトスタンダードな Red Hat Enterprise Linux 6 (またはコミュニティ版 CentOS 6)に対応しています。
IaaS クラウド基盤は、「ClassCat® Cloud Datacenter Edition v1.0」は OpenStack 最新リリース Havana を採用し、「ClassCat® Cloud Enterprise Edition v4.4」は OpenNebula 最新版 4.4 を採用しています。(OpenNebula は欧州を中心に広く利用されているクラウド・ツールキットで、クラスキャットは OpenNebula の注目(featured)ユーザとして登録されています。)
クラウド基盤の拡張機能として「リソース監視モニタ」「パケット監視モニタ」を標準装備しています。
「Enterprise Edition」については更に、独自の Java 実装の Web 管理ツールも装備しています。OpenNebula 4.4 が提供する機能を包括的に直感的な操作でブラウザから一元管理することが可能です。
導入の鍵の一つとなる仮想アプライアンスについては、動作検証済みの各種アプリケーションが「ClassCat® Cloud Ready プログラム(*2)」により仮想アプライアンスとして提供されますので、企業におけるプライベートクラウドの導入が容易になっています。
大規模分散データ処理用の Hadoop クラスタ自動構築ソリューションの提供も併せて開始致します。
【メディア掲載】
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