Qiskit Community Tutorials : Terra : 量子情報科学 (上級編) : エンタングル測定 (翻訳/解説)
【Qiskit Community: 量子情報科学(上級編): エンタングル測定】
量子コンピューティング・フレームワーク Qiskit にはコミュニティ主導のチュートリアルも多数用意されています。趣向を凝らしたコンテンツが多いのでこれについても翻訳を進めています。
今回は「Terra: 量子情報科学 (上級編)」セクションからエンタングル測定についてのチュートリアルです。量子状態のエンタングルメントは量子世界のキーコンセプトです。Bell 状態は任意の基底測定に対して完全な相関を示します。
与えられた量子状態がエンタングルしているか否かを決定するには Bell-CHSH 不等式が有用です。Bell-CHSH 不等式の違反は状態がエンタングルしていることを包含します。その一方で、量子観測可能量のエンタングルメントもあります。このチュートリアルでは測定のエンタングルメントの検出方法を示します。
「Terra」カテゴリーは Qiskit Terra を使用してどのように量子回路をプログラムするかについて学習します。様々な量子物理とその計算概念について記述され、入門編と上級編の2つに分割されています。上級編ではより進んだ量子情報科学や量子エラー訂正を探究します。