PyTorch 1.1 : Getting Started : データロードと処理 (翻訳/解説)

【PyTorch 1.1: Getting Started: データロードと処理】
PyTorch は TensorFlow とともに多く利用されている深層学習フレームワークです。5 月に PyTorch 1.1 がリリースされています。PyTorch 1.0 のドキュメントから追加や修正が入っていますので、順次再翻訳しています。
今回は Getting Started の中から、データロードを扱います。題材は顔姿勢のデータセットで、各画像には 68 の異なる目印ポイントがアノテーションとして提供されています。そして torch.utils.data パッケージの Dataset と DataLoader、更には Transform をどのように利用してデータのローディングを実装するかを見ていきます。
PyTorch 1.x では JIT コンパイラ等のプロダクション・サポートのための機能が追加され、大規模スケールでモデルを効率的に実行することが可能になりました。