TensorFlow GPU クラスタによる分散型の深層学習サービスを2016年5月から AWS EC2 で提供開始

cc_logo_square

Press Release
2016年04月20日
TensorFlow GPU クラスタによる分散型の深層学習サービスを
2016年5月から AWS EC2 で提供開始
ー 「ClassCat® Distributed Deep Learning Service」 ー

 

株式会社クラスキャット(本社:東京都港区赤坂、代表取締役社長:佐々木規行)は、TensorFlow GPU クラスタによる分散型の深層学習サービス「ClassCat® Distributed Deep Learning Service」を AWS (Amazon Web Service) 上で2016年05月から提供開始することを発表致しました。TensorFlow は米 Google 社によりオープンソース化された深層学習フレームワークです。
本サービスでは日本語ドキュメントが提供され、オプションでコンサルティング・サービスの利用も可能となっています。
深層学習は機械学習の一分野で多層構造な深層ニューラルネットワーク (DNN = Deep Neural Network) における最新の学習手法です。深層学習は分類問題をはじめ、機械学習全般の問題に役立つとされていますが、主として画像認識や音声認識などで強力なパターン認識力を持つことが実証され、大きな注目を浴びています。本サービス「ClassCat® Distributed Deep Learning Service」では深層学習に特化したフレームワーク TensorFlow を GPU クラスタ構成で高速化を図ったマネージドサービスとして提供します。
TensorFlow は米 Google 社によりオープンソース化された深層学習フレームワークです。TensorFlow は多くの優れた特徴を持ちます。例えばデータフローグラフとして表現できさえすれば(ニューラルネットワーク以外でも)処理できる柔軟性があり、同じコードで CPU でも GPU でも動作し、トレーニングされたモデルのモバイルシステムへの配備も可能なポータビリティがあります。また学術的な研究と実製品でコードも共有されています。その他にも自動微分の機能や動作環境の最大限の活用を可能にする機能も持ちます。そして TensorFlow 最新版 0.8.0 では分散コンピューティングがサポートされました。
新サービス「ClassCat® Distributed Deep Learning Service」ではこの TensorFlow 0.8.0 を利用して Amazon EC2 の G2 インスタンスで GPU クラスタを構成し、分散コンピューティングによる深層学習を実現しています。各インスタンスは Ubuntu 14.04 LTS をベースに GPU 対応ドライバ及びアクセラレータがインストール済みです。
また、各種チュートリアルを含む、充実した日本語ドキュメントが提供されますが、導入に当たってはコンサルティング・サービスの利用も可能です。


【販売概要】

製品名  : ClassCat® Distributed Deep Learning Service
販売時期 : 2016年5月
販売形態 : 直接販売・販売パートナー経由・OEM
販売価格 : オープンプライス

【動作環境】

製品名  : ClassCat® Distributed Deep Learning Service
OS    : Ubuntu Server 14.04 LTS
ハードウェア : IaaS パブリッククラウド上でサービス提供致します。
※ GPU が利用可能な仮想サーバが必須です。

お問合せ
本件に関するお問い合わせ先は下記までお願いいたします。

株式会社クラスキャット
〒107-0052 東京都港区赤坂 7-5-6
セールス・マーケティング本部 セールス・インフォメーション
E-Mail:sales-info@classcat.com
WebSite: https://www.classcat.com/

※ ClassCat は株式会社クラスキャットの登録商標です。
※ TensorFlow, the TensorFlow logo and any related marks are trademarks of Google Inc.
※ AWS は米国その他の諸国における Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。
※ その他、記載されている会社名・製品名は各社の登録商標または商標です。